旅22日目、23日目静岡県静岡市

2018/04/29 20:05

昨日は携帯圏外にいたため更新できませんでしたので、
今回は、2日分まとめてUPします。

いよいよゴールデンウィークスタートですね。
この時期は普段人が来ないダムでも、見学会やダムカード集めで、多くの人がダムを訪れます。見学会は魅力的ですが、人混みは避けたいこのジレンマ。
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！！

そういえば！
例え連休でも、人が少ないであろうダムがあるじゃありませんか～
数日前に断念した、難関ダム四天王の一翼を担うあのダムが！

そう、その名は田代ダム！

田代ダムへのアクセスですが、
畑薙第一ダムの先にある沼平ゲートから先は一般車通行禁止です。
徒歩か自転車で27km行くか、
田代ダム手前の二軒小屋ロッジに宿泊することで利用できる、送迎バスで行くかになります。こちらは予約制。
思いつき行動なので、予約なんて出来るわけもなく、今回は徒歩で行きます。

さあ、27km歩きますよ～
あと行き帰りの写真がごっちゃになってますが、気にしないでください。

7時20分、沼平ゲート出発！ゲートは閉まっていますが、歩行者は横から抜けられます。

渓流沿いの林道ををひたすら歩きます。

たまに車が通るのと、落石が多いので注意が必要です。

そして、開始1時間で徒歩を選択したことを後悔し始める。

13km地点くらい。第一関門の赤岩ダム到着。ここで約半分。

赤岩ダム Akaiwa Dam
重力式コンクリートダム。ダムカードはありません。中部電力の深紅のゲートと木々の緑。雪を戴いた背後の山々。コバルトブルーの水面。まさに絶景ですね。
ここまでの疲れが吹き飛ぶようです。

絶景を前に、いきなり非常食の栗羊羹を平らげる。

11時20分位、椹島ロッジ到着。ここで15kmくらい。

もう足が限界です。ここからは一時間おきに休憩していたので一気にペースダウン。

大井川は怖いくらいの水量です。
林道の上流1/3は管理釣り場になっているのですが、
渓流釣りの人は、ここまで自転車で来るんでしょうか？

18km地点くらい
股関節が悲鳴をあげはじめます。

なんか靴擦れが出来たような気がする！
でも見ると痛くなるから、気付かないフリ、気付かないフリ。
ついでにブヨにも刺されてる！
こちらも痛くない、痒くない、気付かないフリ。
疲れすぎて体の異変すら、なかった事に出来るようになる。
これが悟りか？

ラストスパートの杉林。まだ4kmくらいありますが・・・

14時頃。ゴール手前の二軒小屋ロッジ！　

神々しいロッジです。
思わず観光地料金のキリンレモンを買って一気飲み。
自動販売機最高！

そしてゴールの瞬間が！

田代ダム Tashiro Dam
【配布場所】①二軒小屋ロッジ
②南アルプス赤石温泉白樺荘。ダムの写真が必要。
重力式コンクリートダム。東京電力所有のダムです。ここは川根本町だと思っていたら、静岡市だったんですね。静岡市ってどんだけ広いんだ・・・。
大正時代に計画され、昭和3年に完成したお爺ちゃんダム。発電専用の小さいダムです。右下のトンネルは洪水吐きじゃないらしく、ダムに案内版などはないのでわかりません。何の穴だろう？

人工の大瀑布。
大井川の水はダム湖に直接流入させずに、こちらから迂回させています。
とんでもない水量ですね。

今年から二軒小屋ロッジでも、ダムカードの配布が始まりました。
ロッジは今日が今シーズンの開業日なので、
祝・ロッジでの配布、一番目に輝きました。
苦労してきた甲斐があったよ。

この日は二軒小屋ロッジ、テント場で一泊。
冬用の寝袋をチョイスしたら、ザックにテントが入らなくなったのでタープ泊。

そして、帰り道は往路と同じなので割愛！
違うところといえば、靴擦れが増殖し、股関節が限界突破した事ぐらいですかね。

田代ダムへの道は、車が通れる林道ですが、500メートル位の高低差があります。
自転車だとしても、坂道が多いので、普段からトレーニングしてる人じゃなければ、送迎バスで行くことをオススメします。

さて、入り口の沼平ゲートまで戻ってきたら、最後の力を振り絞って、もう一仕事。

畑薙第一ダム Hatanagi Daiichi Dam
【配布場所】南アルプス赤石温泉白樺荘。ダムの写真が必要。
中空重力式コンクリートダム。中空重力式としては世界一高いダムです。出発前の元気な時に見ておけばよかった。すぐ、下流部に畑薙第二ダムもあります。フラフラ状態で写真だけとって、配布場所の白樺荘へ。