旅30日目 和歌山県 高野山

今日はダムの事を忘れ、一日高野山を観光します。


宿泊した橋本市は高野山への玄関口にあたります。
GW最終日、移動距離を押さえ、近場で観光を楽しむ作戦で行きます。
でもそこはカード旅。今日のカード0は避けたいので、
橋本駅前の観光協会でマンホールカードを頂いてから、高野山へ向かいます。



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高野山は観光バスも行く、和歌山トップクラスの観光地だったはず。
ナビ子・・・なぜこの道を?



ダムへのアクセスルートみたいな道を通って高野山到着。
高野山入口の大門に近い駐車場に停めて、ひたすら歩きます。
奥の院まで歩くと4km位ですが、時間は有り余ってますからね。
高野山内にある駐車場は無料の所が多いのですが、休日は早い者勝ち。
近いところから埋まっていきます。
とくに金堂前や金剛峯寺前はすぐ満車になるようです。


大門


金堂


根本大塔


金剛峯寺

お寺を見学しながら歩いていると、4kmあるとはいえ、いつのまにか奥の院に到着。


奥の院一の橋


奥の院

全長2kmにおよぶ、数万とならぶ供養塔。
戦国時代が好きな人なら、戦国武将の供養塔を探し歩くだけでも、時間がいくらあっても足りません。
織田、豊臣、徳川、武田、上杉、伊達、毛利、佐竹、前田、筒井、最上、島津、柴田、本多、井伊、立花、明智、石田。そうそうたる面々です。


上杉謙信、景勝霊屋

一番来たかったのはココ。実は上杉謙信ファンなので、一度来てみたかったのです。
奥の院の多くは供養塔ですが、上杉親子は霊屋です。
上杉謙信の霊屋は参道から奥まった所にあるので、
普通に歩いているだけでは、通り過ぎてしまいそうになります。
参道沿いで目立つ武田信玄・勝頼の供養塔を見つけたら、その逆側奥を注意深く探しましょう。


奥の院 霊廟前の橋

ここから先は、弘法大師空海が住む聖域なので撮影禁止です。



無量光院

高野山における上杉家の宿坊です。今でも宿泊できます。
上杉謙信と高野山の関係は深く、
謙信は2度上洛しているのですが、2度とも高野山に上っています。
特に無量光院の住職清胤とは師弟の契りを結び、「不識庵謙信」の号を授けられています。これが謙信の名前の由来です。


また、当時の越後は国人衆の力が強く、
謙信は家臣団を上手くまとめる事が出来ずにいました。
イヤになった謙信は、全てをブン投げて出奔し高野山へ向かいます。
これに度肝を抜かれたのは家臣達。
武田、北条と敵対する最中、謙信にいなくなられたらシャレにならないので、
なんとか説得し、以後忠誠を誓ったという、ハートフルなエピソードもあります。


霊宝館

高野山の宝物館です。さすがは高野山。国宝や重文の仏像や仏画が多数展示されています。お寺と比べると人が少ないので、ゆっくりと鑑賞できますよ。

この辺りは5月なのに紅葉しています。


勧学堂



今日は高野山のみ。
もう少し居たかったけど、下山の渋滞に巻き込まれる前に撤収します。
今日も橋本市で一泊。


今日のカード

マンホールカード 1枚

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